<Blog> 新サービス立ち上げの難所

背景

開発畑から事業側に転身して早2ヶ月が経った。この間に進んだことといえば、一件トライアルがやや成功とは言えない結果に終わったことと、サービスの概要がぼんやり決まってきたことだ。大中小のカテゴリに分けると、大までほぼ固まってきたところ。これから、中項目を固めて関連各所に合意をとっていくプロセスに移る。

何が壁になりそうなのか

1年後このブログを読み返して「そんな時期もあったな」と感慨深く振り返れていることを祈りながら、この先の障害になりそうなことと対策を考えている。

ステークホルダーの多さ

ステークホルダーが多ければ多いほど、現場主導では動かない。トップダウンで方針を固めて現場で実状に落とし込むプロセスが必要だ。トップダウンの狙いどころも、中途半端なところから攻めはじめると急に攻撃力が下がるイベントも起こりかねないので注意。中項目を作り込む前に、大項目、つまり方向が間違っていないことを一番上と握る必要がありそうだ。

既存計画とのコンフリクト

会社というのは毎年計画を立て、それ通りにいくように全体最適化されている。そんななかに、急に新しい話が舞い込むと、「そんなの計画にないから無理だな」という楽な方を選ぶ思考回路が働く。ここに勝つにはあらゆる手を駆使しても目を向けさせるしかないと思っている。スマートな方法があるなら知りたいw最終的に諦めずに戦い続ければ、バックについてる権力が大きい方が勝つに違いないという政治の力も加味して。

調整に疲れてパッション崩壊

実はこれが怖い。なんだかんだ対応してる間に時間だけが過ぎ、諦めムードな空気感になるのが危ない。プロジェクトはゴールがあるから関係者が歩をともにできる。今日上司から言われておぼえておこうと思った言葉がある。

目標を共有できていないなら、その人と話すことは無駄になる

とても納得がいった。同じ夢を見ているから、自分ごとにして話を聞いたり行動に移してもらえたりするのだ。1人でできる範囲なんてカスみたいなものなのだから。そのカスさえも出てこないような摩擦しか起こせないのであれば、自分にはこれを叶える資格がない。資格がないならやらないのではなく、まず資格があると思われる信用を作り出していかないといけない。

2月はなりふり構わず行く

そう、人類のために。