<Blog> いや、違う、きっとGoogleがやりたいのはデファクトスタンダード作りだ

はい。やってみます。

なぜGoogleはロボット開発に全力を挙げるのか―ウェブに続いて現実世界を制覇するためだ | TechCrunch Japan

読みました。読みましたけど、この記事とは少し違った視点の話を聞いたので少し書きます。

アメリカの国防総省がやってる、ロボットのコンテストがあります。原発事故があったような環境を想定した作業ロボットを作った企業に賞金が出る形です。

米Googleが東大発ロボットベンチャーSCHAFTを買収!と間もなくDARPA Robotic Chalengeトライアルコンペが開催 | 科技ログ

これに唯一、日本から狼煙をあげていた東京大学発ベンチャーの「SCHAFT(シャフト)」を買収したと発表したばかりでした。

このコンテストの優勝は来週についに決まるようですが、そこでの勝者がスタンダードを作り上げるもとになることでしょう。

きっとGoogleはここに食い込みたいだと思います。ネットとオフラインを繋げるためには、電気信号で動いてくれる機械が必要になることでロボットの必要性はとても感じられますし、世界の中心的な企業で居続けるために成長が見込まれる分野に投資するのも当然のような気がします。

単純に、オンラインはもう食い尽くしたから、他のところへというイナゴ的な観点だけではなく、このコンテストを意識した緊急時用ロボットの開発もあわせて視野に入れていると思います。事態を収束させるために、戦闘用とはまた違った意味で、人間にはできない仕事を担う目的で必ずロボットが必要になるのです。

必要にされれば、そこに金は生まれますし、早くから開発をしていれば、勝者になれる確率も高くなります。

きっとGoogleは、このような観点でも投資を惜しまずに進めているに違いない!そんな予想もされているようなので、今後のニュースやGoogleの動きに注目していきたいと思います。