<Blog> 2014/03 - 2014/09 Evaluation

評価面談があった。

期待していたより良くなかったので残念。

その結果が、というより、今までお世話になったあるマネージャーと深く話す機会が持てたのを憶えておきたいからブログを書きたいと思う。

もともと文系出身で、IT会社に就職して、あるきっかけでまた別のちっちゃなITベンチャーに転職していた。とにかく死に物狂いで当時日本で導入実績の浅い技術を極め気付けば役員になっていた。

この文章だけだと、メガネをかけたオタク風な出で立ちのほうが説得力があるけども、若いうちは遊びまくったことで全然そんなことを感じさせない30代のイケてるお兄さん。

物言いはストレートだし、仁義の世界観を大切にしている男っぽいところと、冗談を言うときに顔を崩してシワをつくる笑顔が子供の心を忘れていないようなイメージを感じさせる。

話を聞いてると、そんな何回もそんなことがあったら心折れるでしょというイベントを、文字通り死にそうになりながら乗り越えてきたことがわかった。具体的なエピソードよりも、合間合間に見せてくれる懐かしみながらの微笑みが、いかに血まみれだったかをくっきり写し出していた。

お前は何がしたいんだ?

答えられなかった。就活生のときは思ってもいないことをペラペラ話していたけど、目の前のことに夢中になって成長することだけを考えてきたわけだから、その先に何かキラキラしたものがあるわけじゃない。

もっとデカイこと言え

1000万とかマネージャーとか言う人がいるけど、お前の世代にそんなことを言って欲しくない。もっともっと欲を持て。生活のために働いてますっていうのは本音だとしても閉まっておけ。

よくよく思い出せば、「きつい仕事」がしたくて、この会社を選んだんだった。具体的に何やるかは二の次で、死に物狂いを楽しめる人間になってみたいと。

一生懸命は美しい。たとえ見た目が醜い人間でも輝ける瞬間がある。自分が誰かに感動を与えられるとしたら、カッコ悪くても真摯に向き合う姿勢だと信じ込むことにした。とにかく今は新しい道をもっともっと進んでみよう。

2014年が終わろうとしている。

そして、目標がたった

会話しながらふと思いつき、2015年の目標を立てた。ヘソクリをためて、結婚記念日に嫁にずっと欲しがってたモンクレーのアウターを買ってやろう、と。これはもう誰にも言わない自分だけの秘密にして、驚かしてやろうと決めた。