<Blog> 新卒がやってきた!

はい。やってみます。

正しくは、「新卒がやってくる!」なんですが、来週あたりから早期配属の、10月入社の新卒がやってくるようです。

メンターリーダという役務を仰せつかったことにより、彼らの教育方針をある程度決めてあげなくてはなりません。

インターナショナルな彼らにも、エンジニアを志すからには

全部で3人いるんですが、

Aさん:インド人

Bさん:インド人

Cさん:中国人

と、かなり国際色豊かでした。

これで、部署の非日本人率がさらに上昇することになります。

彼らの受け入れ方針としては、

・アプリケーションエンジニアとして一人前にすること

・弊社エンジニアとして一人前にすること

というのはもちろんなんですが、

・外部ネットワークを駆使して、いろいろなイベントに顔を出せるようになること

も、ひとつの観点として入れていきたいと思っています。

これは、個人的に、1年目でやっておけばよかったなぁと思うことで、自分のサービスについて知識を蓄えるだけに従事するのではなく、他サービスや他会社に移ったときも即戦力になれるよう地力をつけておくことが最終的な目的です。

※「どこにお嫁にいっても恥ずかしくない」ように花嫁修行をちゃんとさせておくことに似ています。

エンジニアに関していうと、やはり勉強会などに顔を出すインプット大好きな側面もあれば、自分の好きな分野を余すことなく語れるアウトプット大好きな側面もあると思います。

数年後に、⚪︎⚪︎株式会社のAさん、と認識されるのではなく、⚫︎⚫︎といえばAさんのように得意分野とセットで呼ばれるようになれば完全勝利だと思います。

もちろん、本人の趣味趣向も関係してきますが、エンジニアとして生きて行くのであれば、そういう志が必要なのではないでしょうか。

非日本人エンジニアを育てる上で気をつけることは何か

過去の経験を踏まえてみると、少し失敗だったなぁということがありました。コントロールがうまくいかず、せっかくの人材が流出してしまったケースです。

どちらかというと、非日本人エンジニアは、弊社で働くことをステップアップのひとつと捉えてる人が多いように見受けられます。

国際展開をしているサービスの、海外拠点で働きたい、そう考えるのはすんなり納得いきます。そもそも独り身で外国の会社に就職し、異国の土地で聞いたことがない言葉を話している中で働く彼らの意識が低いはずがありません。

この、良くも悪くも高い意識のコントロールに注意しなくてはなりません。

会社の予算を割り当てて、彼らの成長にリソースをさいたとしても、確かに成長はすれど、会社への貢献度が高まることには繋がりません。

例えば、高額な研修費が必要な資格をとらせたところで、もっと自由に働きたいといって、転職してしまう人は実装にいました。日本人的な「恩を感じているから、もう少しだけでも」という感覚はなく、単にステップアップするための環境を常に探して出した結論のようでした。

この行動の是非を言うつもりはありませんが、ひとえに、マインドセットが高くならないまま、進めてしまったことが、彼の力を発揮する場を作り出せなかったことに繋がったのだと思います。

常に意識が高い状態にキープをすれば、自分からその場を作り出そう、もっと広げようという方向に繋がったはずです。

具体的に何しようか

日々学んだことを、ブログ形式で残していってほしいなぁと考えています。書いていいことと書いちゃいけないことは予め説明したとしても、やっぱりインシデントが不安なので、社内用コンフルエンスのブログ機能を使ってみようかなと思い始めています。

いつかそれを読み返した時に、とてつもなく懐かしいと感じるのは間違いないですが、習慣としてインプットとアウトプットを繰り返すことや、それを読んだ先輩方からコメントやフィードバックをもらいやすいことを考えると、単純なタスク管理の日報以上にメリットを感じています。

具体的にどのプロジェクトに突っ込むかは、本人の意向も踏まえて考慮しようと思いますが、実務以外の指導としてはそんなことをぼやっと感じた、顔合わせ初日なのでした。

いろいろ引き受けすぎだなぁ、それにしても。全部が中途半端にならないようにコミットせねば。